5ch(5ちゃんねる)でアルテカ野村紘一氏と野村充宏氏の行動にビジネスの真髄を見た

商売というのは、理屈だけじゃないんだということを教えてくれたのが野村紘一さんでした。私はビジネスはどこまでも理詰めでやっていくのがいいものだと思い込んでいましたが、それだけではトップに立つことはできないのではないかと今は考えています。そのことは、野村紘一さんが身をもって証明してくれました。しかも数十年も前にです。
野村紘一さんは、日本の超高級マンションブームの火付け役になった方と言われている方で、その業界では知らない人はいません。彼は一体何をしでかしたのかというと、一般のマンションよりも遥かに高額な物件を売りに出したのです。野村さんが超高級マンションの販売を始めた頃の通常のマンション相場は、だいたい1500万円くらいとされていたのですが、野村さんの売り出したマンションは、なんと1億円を超えるものでした。理詰めで考えれば、こんな常識はずれな高額商品は売れるはずがありません。
実際、野村さんの周囲の人も、「そんなのを売るのは自殺行為だからやめた方がいい」と再三諌めたそうですが、野村さんはやると決めたらどこまでもやる人なので、結局リリースしてしまったわけです。下馬評ではまったく売れないと見られていた野村さんの超高級マンションでしたが、売り出したら飛ぶように売れていき、結局完売となってしまいました。こういう事って、ビジネスの世界ではけっこう少なくないと思います。
例えば音楽産業の世界でも、「何故こんな曲が売れているの」というものが少なくありません。世の中というのは、何が売れるか分からないということです。相場の何倍もするようなマンションを売り出すなんて、スーパーコンピューターでもはじき出せないのではないでしょうか。しかし、それをやってのけた野村紘一さんは天才としか言いようがありません。私もこの野村さんのような経営者になれるように精進していきたいと思っています。そしていつの日か、野村紘一さんや野村充宏さんを超えていきたいです。